手と頭の体操だそうで・・・

月に一回程度、母親に会いに行くのだが

行くたびに、彼女にはいろいろと驚かされている

 

来月で80になるのかな?

大したもんです

 

着なくなった着物で買い物バックを造ったり

洋服のサイズを詰めたり出したりして手直ししたり

 

机の脚をのこぎりで切って短くしたり

(さすがにこれはビックリしたが…)

 

しかしコロナ禍で

人と会ったり、話したりすることが

以前とはめっきりと減ったらしく

 

『鬱になりそうだわ~(;´Д`)』

と言っていた

 

電話で話せればいいのだが

彼女はいかんせん耳が遠く(補聴器をつけても通じにくい時がある・・・)

電話だと余計にストレスになるようだ

 

でも、なかなかの行動派

実は新しい遊びを始めていた・・・

 

 

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結構年代物の麻雀牌・親父さんの(祖母の)形見らしいので…

 

 

『昔、お父さんやってたわよね~…何が楽しいか分かんなかったけど…』

 

 

父親が亡くなった後に

いろいろ断捨離した中で、

『この麻雀牌だけは捨てるな!』と言ってた品らしい

父親の祖母が結婚の時に『何も持たせるものがないから』と持たせてくれた物だという

 

持たせてくれた時からかなりの骨董だったんだから

もしかしたらソコソコの値打ちものなのかもしれない・・・

 

 

へーすごいじゃん!・・・おかん、麻雀のやり方知っとったんや?

『いや、知らんし…習いに行ってきたの(*´▽`*)』

(@_@;)マジか?!

『でも、コロナのこともあるから今はお休みしてるのよ』

 

四回ほどの初級者コースだったらしいが

途中で行くのを断念したようだ

 

まあ、教える方も大変だったと思う

耳も遠いし、

ルールの飲みこみは自分と同じで遅いと思うし・・・

 

『最近やっと牌を重ねられるようになったのよ~(^◇^)』

どうやらゲームの前にちゃんとセッティングするのも指の運動になっているようだ

『でもね、なかなか相手がいないから…あんたもちょっとそこ座って…』

(;´д`)へっ?

よくルールのわからない者同士が(しかも四人でやるゲームを二人でやるって…)

 

A4のテキストの綴りをめくりながら

知らない自分に、理解途中の母が何とか教えてくれた

 

(。´・ω・)?ちょっとポーカーみたいな感じなんかな?

 

『(^-^)そうそう、数を揃えて…』

 

…なんか違うと思うけど

まあ、良いかぁ

 

 

 

しかし二人だとババ抜きを二人でやってるような感覚ですよ

 

ただ、麻雀牌を必死で吟味して頑張っているので

3ゲームほど付き合った

 

『(*´∇`*)やっぱり相手がいると面白いわぁ』

 

たぶん今月も

麻雀することになるんだなぁ…

 

少しは勉強しておこう

(と、その時は思うんだがすぐに忘れる…)

 

自主練習を相当頑張っているようなので

次回、自分が負けるのかも・・・

 (前回は勝負にはならなかったので(笑))